苦い? マズい? 青汁に秘められた悲しい過去

青汁について一般的にもたれているイメージとして、苦い、またはマズい、というのはあるでしょう。「栄養があって身体にはいいんだろうけど、苦くてマズいし……」と二の足を踏まれている方も多いかと思います。もともとマズさを売りにして広まった経緯がありますので、いたしかたない部分ですね。一応その経緯について軽く触れておきましょう。

もともと青汁は、九州地方で飲まれていた土着の飲み物です。一部の健康マニアをのぞけば、全国区な飲み物ではなく、漠然と青汁? ああそういうのあるらしいね。確かマズいんだっけ? みたいな感じで知られていたわけです。

ところがそうしたマイナーな飲み物であった青汁が、一躍全国区に踊りでます。テレビで使われるようになったのです。青汁の苦味やマズさといったものを利用して、クイズなどの罰ゲームとして飲ませるようになったのです。青汁にしてみれば屈辱的な話ですが、実際特有の苦味があるため、飲まされたタレントなどは素になってイヤがります。そうした反応をおもしろがって取り上げられるようになり、また視聴者も喜んで見ていたようです。ここで青汁=マズいという決定的なイメージができてしまったようですね。

もっともいかなる形であれ、知名度があがったのは結果的には良かったようです。冷静な人は騒ぐ連中を尻目に、青汁の効能に着目、健康食品としての莫大な価値に目をむけます。そこからはまさに青汁のターン。健康によいことや、あえて苦くマズいことをp-アールしつつ、確実にシェアを伸ばしていきました。同時に主原料のケールを中心に品質改良などに努め、飲みやすい、美味しいものにする努力も怠りませんでした。結果として現在私たちに手に入る青汁は、当初のものとは比べ物にならないほど、飲みやすく美味しくなっています。

そうです。青汁が苦くマズい、というのは過去の話。今の青汁は突出してマズいということはありません。他の野菜ジュースと比べても飲みやすい方ではないでしょうか。先入観に囚われず、是非一度試してみてほしいですね。

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